豚骨ラーメンに自分という人間を省みてみたんだ

今日のお昼ご飯はとんこつラーメン。

とんこつラーメンを食べながらふと思った。

・・・長い思考。箸に絡む麺、ストレート麺をゆっくりと滑り落ちる脂。独特な匂いが鼻につく。

とんこつとポンコツってなんか似ている。

そしてポンコツと言われたらゆき、ゆきといえばポンコツって呼べるくらい、私はポンコツ。

どうでもいいことかもしれないけど、今日はそんな私のポンコツっぷりを惜しげもなく披露したいと思う。

前提として言っておくけれど、今はポンコツじゃないと思っている。

色々な人に聞いたり、違いを見比べてみて「もしかして自分ってポンコツなのかも」と思ったことを列挙していく。

• 出かける前に服装も髪型もチェックしない。寝ぐせ？何それ美味しいの？家族に促されてもやらない。多分私のこと誰も見ていないし。
• 寝間着で外出は通常運転だった。でも多分だれも自分の服を見て「寝間着」とは思わないと思っている。親に「お願いだから着替えはしなさい」と20代の頃言われて着替えるようになった。お願いされたらしかたない。
• ご飯は食べたいときに食べる。吾輩の辞書に「規則」はない。最近ダイエットするようになってからようやく食事時間を気にするようになった。
• 眠りたいときに眠る。惰眠むさぼり万歳。こちらもダイエットするようになってから時間を気にしている。
• 雑談ができない。「髪切ったの？」とか「昨日たのしかったね」とか気軽に話しかけられない。人間怖い。コミュニケーション怖い。多分今後もできそうにない。よし、コミュニケーションは捨てよう。苦手だし。
• 雑談ができない。「髪切ったの？」とか「昨日たのしかったね」とか気軽に話しかけられても、返事ができないし目も合わせられない。人間怖い。コミュニケーション怖い。もう無理。あ、筆談ならいけるかもしれない。
• 新聞、テレビ、ラジオ、あまり見ない。でも多分今の時代はみんな似たようなものだと思っているけど。
• 昔は遅刻魔。人の遅刻も自分の遅刻も気にしない。でも「約束したことは守りなさい」と父親に諭され時間は守る意識を付け始めた。今は割と結構時間守るほうだと思う。
• 時候の挨拶ができなかった。そもそも正月とかクリスマスとかのイベントにあまり関心を持ったことがなかった。仕事しているとき上司に「時候の挨拶、イベントはお客様とかと円滑にコミュニケーションをとるためにも意識しなさい」と言われたので今は「これでもか」というくらいイベントアピールしてあいさつも忘れずにするようにしている。私ってば真人間。真人間万歳。そういえばこのブログで挨拶するの忘れていた。あけましておめでとう。
• 片付けられない。ひどい時は2か月部屋を放置。「片付け」とは部屋の荷物をほかの部屋に移動させる作業だと思っている。
• 声を聴かない。作業中は外界からの声をシャットする。「聞こえていない」ならまだしも聞こえてはいるけど、自分の作業が最優先だから返事をしない。
• 金銭感覚がひどい。お金は使うもの。ためられない。貯蓄は性格に合わないので収入を増やす方法を考えている。
• 好き嫌いと固定観念が激しい。加えて頑固。「これはこれじゃなきゃやだ！」って思い込んだら誰が何と言おうと絶対曲げない。
• 協調性がない。気をつけてはいるけどいつも「協調性がない」って言われ、怒られる。そんなにいうんだったら、みんなが自分に合わせたらいいのにって実は思っている。協調性のない人間に協調性を持たせようなんてまわりくどいことせず、協調性のあるみんなが協調性のない人のペースに合わせてくれたほうが手っ取り早いと思うんだ。

今、思いついたので大体ポンコツっぷりはこんな感じだと思う。後半はポンコツを治せないただの言い訳になっているけど。

でも上記に挙げたことは少なからずみんな持っていたり悩んでいることだと思っている。程度の差はあれど。

それに一応頑張って治している最中でもあるので、いつか本当の真人間になれる日が来ると思う。

それまで頑張れ私。

・・・ひとしきりの思考をめぐらせてまた麺を口に運ぶ。伸び切った麺、冷めたスープ。私の人生を重ねたこのとんこつラーメンはどこかこってりとして複雑な味だった。