すのうろぐ

日々のこと、趣味のこと

大掃除の時って家族共有のスペースなら進んで掃除するのに自分の部屋だと「掃除したくない」って思うんだ。

今日自分の部屋の大掃除した。

ちょっと前に家族の共有スペースは掃除していたけど、自分の部屋はここ最近全く掃除した覚えがない。

 

これは大変だ。

足の踏み場がなさ過ぎて何が転がっているのか分かったものではない。

 

で、さっそく自分の部屋の大掃除に取り掛かろうとおもったんだけど、いざやろうとするとやる気なくすよね。

家族の共有スペースは進んで掃除できるのになんか自分の部屋だと急にやる気なくしちゃう。

嫌だ。嫌々、嫌すぎる。

マイルーム・ソウジイヤー現象。

 

でも、さすがにこれ以上汚れていく自分の部屋を放置はできない。

たとえ汚物がころがっていても、途中で吐しゃ物吐き出しても、あまりの重労働に急に老け込んでも、私は今日自分の部屋を片付ける。そう決めたんだ。

 

でも、私この世に存在するあらゆる行為の中で「掃除」が一番苦手・・・。あ、ごめん、嘘ついた。一番苦手なのは人との円滑なコミュニケーションなんだけど・・・とりあえず掃除もそれに匹敵するくらい苦手で

 

だからまずは掃除とは何かを学ばなければいけないと思ったんだ。それはもう哲学的なところからね。

そうなるとまずは本。掃除について書かれた本を読み、掃除をする意味と、その効果、手順、掃除の歴史・・・それらを学べる本が欲しいと思って買いに行こうと思ったの。

 

完全にバカだと思う。

 

今から掃除するのに物増やしてどうすんだろうね。

っていうか、「掃除について学ばなくてはならない」とかそれらしい理由を作って掃除しない気でしょう?

 

もう私の魂胆見え見え。

伊勢神宮くらい三重三重。

 

そうと気付いたからにはもう言い訳できない。

頭を動かすより体を動かすしかない。

本を買うのはまた今度にして(あきらめてはいない)、まずは部屋の現状を観察する。

 

ギターが三本。これが結構スペースを占有している。

そして簡易なエアロバイク。これもスペースを占有している。

それとカメラや撮影機材一式。これもスペースを占有している。

あとは机の上には趣味の万年筆や文房具。

読もうと思って購入した本、すでに読み終えた本・・・。

ためにため込んだ(かなり)膨大な数の資料。

あたりに散らばる抜け毛・・・猫の毛・・・そしていかがわしい箇所の毛

 

 

 

うん、事態は思ったより深刻だ。

 

 

 

とりあえず「掃除は高い所から」ということは知っていたので、棚という棚から荷物を引きずり下ろして棚の掃除。

その間、ギターとかエアロバイクみたいな占有スペースしめているものは部屋の外へ。

 

部屋に存在するものを一カ所に集めて、ひとまずため息。

その後、いるもの、いらないものを分け、いるものの中からよく使うもの、頻度は少ないものを分けていく。

 

まず意外と多かった本。「あ、この本なつかしい」とか「このシーン好きなんだよな」ってページめくったりして全然掃除が進まなかった。

でもなんとか要不要の仕分けに成功。心を鬼・・・心を蓮舫にしてサクサク仕分け。

1番大好きな本に「2番じゃダメなんですか?」と毒づく徹底ぶり。

 

万年筆は使っていないもの、使っているものに分ける。ここでも蓮舫がその腕をいかんなく発揮する。

万年筆も刷新成功。

 

資料もひとまずひとまとめにして、最後に掃除機で床の毛を一網打尽にする。

これでネズミ1匹と入れない美しさになった。甲高い笑い声で威嚇してくるミ●キーマウスも真っ青。

 

空いたスペースにエアロバイク、ギター、カメラなどを置いていく。

 

・・・うん。だいぶきれいになった。それに部屋もなんだか広くなったように思う。

 

もう思い残すことなく死ねると思っていたんだけど、膨大な資料の山、忘れていた。

 

これはね、外に漏らしてはまずいやつ(自作の官能小説とかではない)とかもあるから全部切らなきゃいけない。しかもうちシュレッダーとかそんな文明の利器ないから全部手作業で

 

そこから3時間

 

ずっと紙切ってた。

 

 

ひたすら。

名前や住所とか、特定されそうなもの、中二病丸出しの落書き(自作のエロ漫画とかじゃないよ)、ここには書けないような大事な書類も。全部。

 

なんとか切り終えて、ひとまず掃除終了。

年内に終われてよかった。

 

でもこの3㎏はありそうな膨大な紙くず、書籍、諸々ちゃんとゴミ出ししなきゃ・・・。

 

 

・・・うん。

 

決めた。

いつか掃除の本買ってちゃんと掃除について学ぼう。

そうしたらもっと効率よくできるかもしれない。

 

まあ、掃除の本今までに3冊購入して、どれも目次すら読んでいなかったんだけどね。

 

 

長い文章、最後まで読んでくれてありがとう。